ルブランコーヒーオーナー 川添仁美様 |祖父・父の愛したコーヒーを守りたい


ルブランコーヒーオーナー 川添仁美さんにインタビューさせていただきました!

事業内容を教えてください

自分でコーヒーの生豆を仕入れて焙煎をした豆を販売しています。
主にオンラインショップや岩手県北上市近辺のカフェ、お菓子屋さんや道の駅などで販売をしています。

事業を始めるきっかけを教えてください

もともと実家が祖父から父の代まで続く喫茶店を営んでいたのですが、父が高齢で喫茶店を続けるのか難しくなり、2年前に閉店することになりました。

私自身、喫茶店が無くなるまでは一切コーヒーに興味がなかったのですが、喫茶店が無くなったことで自分の中に寂しい気持ちが芽生えてきて、祖父が創り父が守ってきたものを自分の代で途絶えてしまって良いのかと思ったのがきっかけです。

喫茶店を始めようと思ったのですが、年々昔ながらの喫茶店は少なくなってきており、存続させることも難しいと感じていました。また、私の主人が転勤の多い仕事をしているため、地に足をつけて店舗を構えるということが難しく現実的に不可能だと思っていて、そんな私が喫茶店を継ぐにはどうすれば良いのだろうとずっと考えていました。

そう悩んでいる時に、主人の職場の上司の方が多趣味な方で「コーヒー豆を生のままで仕入れて自分で焙煎したらすごく新鮮で美味しいよ。」ということを教えてくださいました。何気無い会話だったのですが、私の中で「コレだ!」と思いました。この方法なら喫茶店というカタチではなくてもコーヒーに関わることができるし、喫茶店の名前も残すことができるかもしれないと思い、コーヒー豆の販売を決めました。

ー仁美さんのコーヒーへのこだわりを教えてください

まず、鮮度

新鮮なコーヒー豆はとても香り高く、味わい深い。コーヒーは乾物なので賞味期限があってないようなものだと思われがちですが、実は美味しく飲んでいただけるのは焙煎後から約1ヶ月。その後は香りも味もどんどん劣化していきます。

ルブランコーヒーでは作り置きは一切せず、完全受注で焙煎しています。
産直やカフェに納めているコーヒー豆は、1週間から10日ほどで売れ残りは交換しています。売れ残りがある週は、精神的にちょっとダメージがありますが笑

こだわりですので譲りたくありません。

次にコーヒーの質

ルブランコーヒーでは質の良いスペシャリティコーヒーとプレミアムコーヒーのみを生豆で仕入れて焙煎をしています。また、焙煎前と焙煎後のハンドピックをして、最高の一杯になるために時間を使っています。

コーヒーは嗜好品ですが、毎日飲むものだと思っているので、リーズナブルで美味しい品種を選んでいます。極端に高いプレミアムがついた品種(ハワイコナやブルーマウンテン、COEで1位を獲った豆など)は選んでいません。

私個人的なこだわりとして、オンラインストアで購入していただいたお客様にお手紙を書くようにしています。店舗がないコーヒー屋なので、お客様に直接御礼が言えるわけではない。どうにか「ありがとうございます」の気持ちを伝えたいと思い、アナログではありますがお手紙を書くようにしています。伝える気持ちが大事かなと勝手に思っています。

大変だったこと、失敗したことはありますか?

自分で試したコーヒーが全く美味しくなかったことです。
喫茶店などで働いた経験がなく、焙煎に関してだけでなくコーヒーの種類や豆の違いなどの知識も全くない状態で始めました。自分で本を読んだり、ネットで調べながら色々と試して見るのですが、全然美味しくならなかったんです。このままやっていて、お客様に販売できるような商品になるのかなというところで行き詰まってしまって、焙煎しては失敗するを繰り返していました。

しばらくして、このままでは美味しいコーヒーは作れないと思い、北上市の焙煎士の方のところへ弟子入りしました。お店を開くまでの第一歩が美味しいコーヒーを作れるようになることでした。

あとは、開業するまでがやはり大変でした。子育てをしながらだったので、自分の思う通りにスケジュールが進まず、開業するまでに時間がかかりました。

ー失敗したこと

コーヒー豆を焙煎し過ぎてしまったり、分量を間違えたりなど小さな失敗がたくさんあります笑
完全受注生産で行なっているので、細かな調整が不慣れなところが今だにあります。
あとは、なるべくコストをかけずにと思っていたので、HPや名刺など自分で作成しました。作成途中でデータが消えてしまったり、ミスがそのままになったチラシを印刷してしまったりと、そんなことが日常茶飯事です笑

集客方法を教えてください

カフェやお店に直接サンプルの豆を持って行って営業をしたり、インスタグラムを使って集客をしました。
友人から事業をやるなら絶対インスタグラムをやった方が良いと言われてはじめました。現在は、商品などもインスタグラムを使って検索する人が多いため、自分の世界観などの写真を載せた方が良いと教えてもらったので手探り状態で色々と試しました。

今後の目標と夢を教えてください

家やキャンプで美味しいコーヒーを淹れる文化をもっと広めたいと思っています。

そのために、ハンドドリップ教室などのコーヒー教室や動画やHPを使って美味しく淹れることを伝えていきたいです。新鮮なコーヒーは香り豊かで本当に美味しいんです。美味しいコーヒーを飲むと気持ちが安らぎます。忙しい世の中だからこそ、自分で豆から挽いて淹れたらこんなに美味しくて気持ちが豊かになるというのを積極的に伝えていければと思います。

また現在、女性でもスーッと飲める美味しい深煎りを新商品に増やせるよう試作中です。以前マズい深煎りを飲んでしまった経験から、私は深煎りに対する苦手意識がありました。けど、本当に美味しい深煎は甘みがあって嫌な苦味ではなく後味スッキリの苦味で美味しいんです。深煎りの商品化を年内にはやりたいと思っています。

また、コーヒー業界は大手から個人店までとても競合が多い業界です。
その中でルブランコーヒーがどのように生き残るか最近常に考えています。

焙煎したての新鮮なコーヒーを自宅に届けるのは、他社もやっていることなので、なにか新しい切り口で新鮮なコーヒーを届ける方法を見つけ出し、ブランディングを確立させて、ルブランコーヒーのファンを増やすのが目標です。また、一緒に働いてくれる仲間も増やして行きたいと思っています。

世の中のトレンドは「フレーバーや酸味を楽しむ」浅煎りのスペシャリティコーヒーです。
しかし、ルブランコーヒーはトレンドとは真逆かもしれません。どちらかというと古臭い、味わい深い、深みのあるコーヒーを目指しています。コーヒー通の方も、コーヒーが苦手な方も、「あのコーヒー屋の豆はうまい!」と言ってもらえるようなお店であり続けたいと思っています。

プロフィール

川添仁美
◆ルブランコーヒーオーナー

Instagram:https://www.instagram.com/leblanc.coffee/?hl=ja
HP:https://leblanc-coffee.com/


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