合同会社GIVENESS代表 英語講師 ICHIRO様|BUSINESSではなくGIVENESSを


事業内容を教えてください

広い分野でいうと教育事業を行っています。メインで取り組んでいるものは英語の教育事業です。”英語の学び方”を指導し、英語漬けの”環境”が手に入る超実践的なオンラインスクールを運営しています。今後は英語教育だけでなく、仕事や起業に関する教育事業も行っていく予定です。

事業を始めたきっかけを教えてください

元々、”お金を稼ぐため”だけにする「仕事」があまり好きではありませんでした。学生時代のアルバイトは最初は「時給」で選びましたが、楽しいことであれば続くけれど、それ以外は続かず、3ヶ月以内に辞めてしまうような状況でした。ある時から、”お金を稼ぐため”だけでなく、自分自身のスキル上達と今後必ず役に立つだろうという経験の部分からアルバイトを選ぶという考えにシフトしていきました。その頃には英語を話せるようになっていたので、自分の経験やスキル上達に役立つことで考えたら英語講師がいいのではないか?と思い、塾の英語講師をアルバイトにしました。時給は高くなかったですが、その時はお金は見ていなかったので、勉強になりながらお金がもらえるみたいな感覚になっていきました。ただ、そのあとに大切なことに気づきます。そもそも、自分自身が「アルバイトがある」とか「何時に仕事に行かないといけない」という拘束がものすごく嫌いだったことです。更に、英語講師も自分なりに内容をアレンジしてやっていたのですが、塾の目的は”大学受験のための英語を教えること”だったので、自分が本当に伝えたい本心とズレていることに気づきました。

僕は、自分自身が英語を話せるようになったので、みんなにも”英語を話せるようになってほしい”という想いで英語講師をはじめたのですが、塾ではそもそも目的が違うので、本当にやりたいことが実現できませんでした。だとしたら、疑問に思いながら続けるよりも、自分が本当にやりたいことをやった方がいいと思い、塾講師のアルバイトを辞めて始めたのが、大学2年の時にはじめた “プチ起業” でした。英語の家庭教師やセミナーの開催、通訳で海外に行ったりもしました。自分自身の考え方のシフトとお金のために自分の時間を売ることが苦痛で、起業しました。

会社名の由来を教えてください

合同会社GIVENESS といいます。GIVENESS は “与える” という意味があります。学生の時に起業していたので、将来は会社を経営したいというビジョンがあり、その時から会社名はGIVENESSにしたいと考えていました。きっかけは、インターネットで、とある英語の記事を見たことでした。アメリカ諸国では、小学生が夏休みなどを使って自分の家の前にレモネード屋さんを出したりして、職業体験をするのが一般的なようです。日本でいうと学園祭で焼きそば屋さんを出すみたいな感じです。その小学生の少女が、レモネード屋さんで起業し年商何十億にもなった、という記事だったのですが、重要なのはそこではなく、その少女が言った「私がやっていることはビジネスではなくギブネス(”It’s a giveness, not a business)」というその言葉に、ものすごく感動したからです。その時に、将来会社を興す時にはこれを社名にして、
この考え方を忘れずに仕事をしたいと思い、それをそのまま社名にしました。


事業をはじめてから失敗したことはありますか?またそれをどのようにして乗り越えましたか?

これが結構面白いんですけれど、”会社を立ち上げてから”は一回も失敗はしていません。
日も辛い思いもしていないですし、業績がうまくいかなかった日も一日もありませんでした。なぜそうなったのかというと、僕の場合は会社にする前にスモールビジネスでたくさん失敗したからです。だからこそ、大体何がうまくいく、うまくいかないというのが経験として積まれているので、会社にしてからは失敗はありません。ですが、その前は小さいことから挙げだしたらキリがないくらい失敗はあります。

どんな失敗がありましたか?

一番最初の失敗は、勉強しすぎて世の中に染まってしまったことですかね。根が真面目で、プチ起業をした時に、もっと良くなるようにビジネス本を読んだり、色んな人の話を聞いたり、就職して経験を積んだりしました。ですが、そこで逆に自分の良いところを潰してしまいました。
全部において失敗だったなと思うのは、自分の「本心はこうやりたい!」と思っているのに、そうじゃないことをやった時は、全て失敗しましたね。就職して鬱になったり、ビジネスの勉強をしだすとマインドが自分らしくなくなり、テクニックや儲かる話ばかり沢山入ってきて、時間を無駄にした部分はあります。もっと自分の本心や良心に従っていればよかったと思いますが、その経験が結局のところ今すごくいい経験になっているので、最終的に失敗とは言えないですが。今はとにかく本心を大切にしています。

“本心・良心”を保ち続けるために意識していることはありますか?

日々の選択の場面で、その都度、自分の本心・良心に確認して聞くことをしています。
自分の本心や良心に背くことなら、いくら儲かったとしても絶対にやりません。その代わり、やりたいことなら金額に関わらずやります。日々の選択をする
ためには、自分のことを知る必要があるわけですが、ほとんどの人は自分のことを知らず、自己分析できていない場合が多いと思います。自分の基準が定まっていない状態で選択はできないので、自分の軸を定めた上で選択をすることが大切だと思います。

あなたにとっての”質の高い教育”とは何でしょうか?

質の高い教育とは、目的に沿った正しい教育だと思います。
例えば英語教育を例に挙げると、今の学校の英語教育の最終的は大学受験です。そこから逆算しての教育なので、最終的に何ができるようになるかというと、行き着く先はテストの点数が高くなります。英語が話せるようになるかどうかは別です。もし、英語を話せるようになりたいなら、英語を話せるようになるための学習、教育をしないといけないと思っています。教育の仕方が間違っていたらそれはただの洗脳になってしまうので、正しい教育を広めないといけないと思っています。最終の”目的”をちゃんと考えた上で、その目的に沿った教育をすることが質の高い教育だと考えています。

あなたにとっての”楽しいシゴト”とは何でしょうか?

最初、事業を立ち上げた時は、「自分が好きなことで人に貢献できることだったら楽しいよね!」と思い、楽しんで取り組んでいました。ですが、最近は変わってきて、いい意味で自分のことはどうでもよくなってきています。最初の頃は売上が上がったり、利益が出たり、自分に返ってきたりすることが面白かったのですが、最近は本当に数字的なところとか成果とか成功させるとかどうでもいいんです。それよりも、日々自分が社会とか目の前の人に何を与えられるかを考えて、与えて、喜んでもらう。純粋にそのことだけが楽しくなってきています。

元々、僕はゲーマーだったのですが、仕事って終わりのないゲームだと思っています。飽きないゲーム、
終わりがないから無限にやることがあるわけです。“どうぶつの森”というゲームがありますけれど、あれは仮想空間で生活することを楽しみ、生活してお金を稼いで、家を立てたり、物を売ったりするゲームで… 昔、あれをずっとやっていて思ったのは、「こんなに自分がこの仮想空間上で頑張れるなら、現実でも同じことができるんじゃない?」と思ったんです。これだけここに熱中できるんだから成果上げられるんじゃないかと。
いい意味で今の仕事は終わりがない本当に楽しいゲームです。日々与えること、誰かを喜ばせることだけを考えて取り組んでいます。

“楽しいシゴト”をするためにはどうしたらよいと思いますか?

まずは、自分がやりたいことをやるのが一番だと思います。自分が好きなことに取り組んだら、他のことよりも長く熱心にやることができるので、それが自分のスキルになると思います。嫌々やっている人と大好きでやっている人を比べた時に、嫌々やっている人は大好きでやっている人には追いつけないですよね。だからこそ、自分が楽しいと思うことをやるのが一番だと思いますが、ただ仕事というものはそうではありません。仕事において、自分中心ということは自己満足だけの取り組みです。それでは趣味で終わってしまいますよね。誰かの役に立つから、お金が生まれて、仕事になるわけです。

今後の目標と夢を教えてください

実は、夢とか目標は特にありません。日々の取り組みが楽しくてやっている、それが大きくなっていっている、そんな感覚です。方向性やビジョンはもちろん持っているのですが、そこに向かっているというよりも、日々の中のやることに方向性やビジョンを落とし込んでいます。日々の取り組みをやっていたら、夢とか目標も達成できるようになる仕組みを作っています。なので、普段 夢や目標は意識しません。

ですが、
大きなビジョンはあります。今、世の中の起業家とか経営者とか、心身ボロボロな人が多いと思うんです。だけれど、そういう働き方はもう古いと思っています。時代は変わっているわけです。
昔は、物質的なところにフォーカスして、出世して稼いで、苦労して稼いだお金は、高級車・家・キャバクラ・お酒に使うことが当たり前だったかもしれませんが、今は”
心の豊かさ”に時代はシフトしていると思っています。そんな中、まだまだ物質的な部分にとらわれてしまい、そのせいで心を病んでしまう人も多いので、本当に、心から楽しく幸せに働ける人が増えたらいいなと思っています。

英語の勉強の部分でいうと、勉強も仕事と一緒で、勉強が辛いと思っている人も多いと思いますが、勉強も本当は楽しいものなのでそういう考えを広めたいですね。取り組んでいることの最終的なゴールは壮大ですが、少しずつ変わっていけばいいなと思っています。

発売した本について教えてください

本当に使える本にしたかった!というところがあります。本当に使える本とは、取り組んで効果が実感できるものです。何も結果が変わらずに終わったら意味がないからです。日本人が英語を話せないのは、英語を使う環境がないことと、英語の正しい学び方を知らないことにあると思います。オンラインスクールでも、英語の学び方から徹底指導をして、オンラインスクールを卒業した後でも自力で独学で英語を学んでいけるスキルを身に付けてもらう、そういう教え方を基に本を作りました。知識だけでは意味がないので、実践ベースの学びを得てもらいたいです。

“実践者になりたい方”にメッセージをお願いします

まずは、本当に小さなことからでも”はじめること”が大事だと思います。その中で、やってみたら必ず失敗はあります。僕は、逆に失敗したら喜べるタイプで、うまくいってもいかなくても喜べます。なぜなら、成功しようが失敗しようが行動したからこそ分かることがあるからです。短期的に見たら失敗かもしれませんが、続ければ、失敗という概念すら存在しないと思っています。だからこそ、今できることやアイデアがあればとにかく動きだすことです。反対に言えば、何も起こしたくなかったら動かないことです。行動しなければ何も起きないので、とにかく何かを取り掛かりはじめることが大事だと思っています!

ICHIRO(廣松一朗)様  プロフィール

・合同会社GIVENESS代表
・英語講師
・YouTuber(登録者31万人.2020’09月時点)

■ HP:https://teblaenglish.com/
■ Instagram:https://www.instagram.com/ichiro_english/
■ YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCRCC0EqWl4lZNNfNQ9WUd3g/featured


文責:シゴタネPressインタビュアー 清水七織子


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