事業内容を教えてください

体験レッスン・継続レッスン・卒業生コースと、大きく3つにわけてレッスンを行っています。
体験レッスンでは自分の料理の苦手を見つけること、あとは料理って楽しいんだよっていうのを
知っていただくことをメインに行っています。
それで私の料理教室を好きになっていただいた方に、継続レッスンをご案内させていただいています。

私は料理は基本がとにかく大事だと思っています。
包丁の動かし方、塩の振り方、火加減のこの3つが基本だと思っていて、

この3つの基本が整えば和洋中関係なく料理って作っていけるかなって思っているんですね。

もちろん基本が整っただけではアレンジが広げることは難しく、
そういうお悩みを持った方がすごく多いです。

世のお母さんたちには、毎日1から10まで段取りを踏んで料理作るという方が
多いと思うん
ですけど、そんなに頑張らなくていいんだよっていうのを私はお伝えしています。

どんな一流店でも毎日1から10まで仕込んでいるところって絶対に無いんです。
比較的余裕のある時に、1~7くらいまで仕込んでおいて、お客様に提供するときに
仕上げをする。
「自分に余裕がないと、お客様に絶対おいしい物を提供できない。」ということを
よく言われていたので、私は特に作り置き、中でも冷凍の作り置きをメインにお伝えしています。

下準備をしておけば、忙しい日に30分で仕上げたごはんでも、旦那さんが喜んでくれるし、
お子さんも食べてくれるし、
自分も楽、というような料理の仕方をお伝えしています。
なので基本」と「アレンジ力」を身に付けていただくというのが
レッスンの中の大きな目標になっています。

独立したきっかけはなんですか?

シェフをしていた時に、とあるきっかけでホテル日航のシェフと出会ったんです。

その時にフレンチ(洋食)の楽しさを教えていただき、「私は洋食にいこう」と決めました。
そこからはずっとレストランで生きていくという心づもりだったのですが、働いていく中で
楽しさももちろんありつつ、現場の過酷さをひしひしと感じる日々でした。

私の場合、オープンキッチンの会員制レストランだったので、
顔なじみのお客様が多く、話しかけてくださる方
もいらっしゃいましたし、
「今日もおいしかったよ」って笑顔になって帰ってくださっていて、

やっぱり自分の料理で笑顔を作れるってすごく幸せだなって思っていました。

しかし、そうやって働いていく中で欲がでてきてしまって、
今自分
が幸せにできる人たちは、この瞬間にいる目の前の人達であること、
そして
その先にいる人たちに対して何かできることはないのかなということを
考えるようになったんです。

その時に、「決まった場所の料理人」というよりは、
私のつたない知識でも何か伝えることで
その先の大切な人が笑顔になれるその時間、
そこまでの笑顔を届けられるということに
強い魅力を感じました。

それが23歳の時で、料理教室を将来やるって口に出して言ってたんです。

けど、いざやっぱり何から始めたらいいのか、やったらいいのかわからなかったので、
その当時は「やるやる」って言ってるだけ。

そう言っていた時に、当時近い存在だった方が「いつになったらそれができるの?」
「年齢を重ねただけだったら、何もできないんだよ」って言われて、
23歳の私にはすごいぐさっと来たんですけど(笑)

今できることをやろうと思えば、
自分の教えられる範囲の人しか来ないからそれでやってみればいいんじゃない?
と言ってもらって、そこからまずは料理教室ってどうやってやるんだろうっていうのから。

けど、やっぱりおごってて・・・
ヒルズクラブで働いてるし、料理教室やるってブログに書いたらすぐに人が集まるでしょっていう
ところからのスタートでした。
もちろんお客様が集まるわけもなく、高いスタジオ代だけが無くなるという
痛い思いをした時に、
集客の方法を学ばなければいけないなと思いました。

色々そこから模索しながら、働きながら休みの日に、利益にならないぐらいだったんですけど
やり始めました。

独立してから失敗はありましたか?

失敗しかなかったですね、この4年間は。
凄く感じていて、始めの頃は自分が何もできないのにできると思い込んでいた若かりし頃(笑)
まずは集客を失敗したことが大きかったですし、あとはやっぱり「ベトナム」が
私にとって大きな失敗でした。

ベトナム事件

去年の1月くらいからベトナムに行こうって決めていて、
ベトナムの日本人の駐在の奥様向けにレッスンや料理プログラムの動画コンテンツを
お伝えしていけたらなって思って動き出したんですね。

そこから色々な方と出会って、ベトナムの現地でちゃんとお話を聞こうというところまで行けたのが7月8月でした。
しかし、こっちで調査していることと現地で話していることが
全く違ったっていうのが事実で、
食材一つにとっても「だいたい日本にあるものはあるよ」って聞いて
いたんですけど、
向こうの人たちからすると今日スーパーにあっても明日あるかわからないっていう
ことを聞いたり。

すごくへこみながら帰ってきて、自分はおごってたなって、まだまだ鼻高く生きてたな
っていうのがすごくあって、勢いだけで動いてしまったていうのも事実だったので、
その時にポキッと全部が折れたような感じで。
半年間準備してやっと行った7月8月だったので、9月が放心状態だった
んですけど。
それが大きな失敗でした。

なぜベトナムだったんですか?

私は縁もゆかりもないんですけど、駐在の奥様方にあんまり向こうの娯楽がないっていうのを
聞いていたんですね。

他にも国があるんですけど、ベトナムは目覚ましく発展していて、今まさに
ぐーんと伸びてる
じゃないですか、そういう国を見ていきたいなって思ったんですよね。

日本の何十年前の姿もありつつ、今と変わらない姿もある。
もう半年たったら違う街になっていくっていう話も聞いてましたし、
その勢いのある国で自分がちょっとでも関われたら面白んじゃないかって。

本当に興味本位の甘い考えではあったんですけど、それがスタートでした。
9月10月でベトナムの売上を見込んでいたので、4ヶ月無収入の状態になりました。
さすがに精神的にも貯金が減っていくぎりぎりの精神状態の中で、
こっちの仕事も並行してやるべき
だったなと思います。

今後のビジョン

将来的には人を雇えるくらいの力をつけて、無理なく笑顔で働けて、かつ
無理なく料理を作り続けられる女性がもっと増えていけばいいなと思っています。

私一人だと伝えられる人って少ないですし、自分に自信がない人ってたくさんいると思っていて、
私も実際そうでした。
今でもまだまだなんですけど、そういう人に向けて得意な分野を
伸ばしていけるような、
自分がちゃんとお給料を払って
その人の生きがいや仕事を作れるような
人になりたいなっていうのがひとつ。

もうひとつは、ずっと昔から言っているんですが食育」をしていきたいんですね。

食育と言うのは、子供に向けた食育と言うよりは、お母さんに向けた食育。
調味料の選び方っだたり、難しいことを考えなくてよくて、調味料の選び方で家族をちゃんと守ってあげられるような、
家族のお医者さんというまではいかないですけど、
そういうような存在になって
いただけるような人が増えていけばいいなと思っています。

実は「いただきます、ごちそうさま」っていう絵本を出したいんですね。
30歳になった時の自分の目標です。

そういった絵本をだして、食べるってこういうことなんだよっていうのを、
お子さんにもお母さんにも
知ってもらいたいと思っていて、
もちろんそれをお父さんにも知ってもらうことも必要だと
思っています。

今、食べ物はコンビニで手軽に手に入りますし、私は添加物のすべてが悪とは言わないです。
添加物がなかったら、食べられるものってすごく減りますし。
その分マイナスもあるということ、良い面と悪い面をちゃんと知っていただくってだけでも
大きく変わってくると思っています。
それをお父さんお母さんが知っていると子供が変わっていって、

子供が変わっていくってことは日本全体が変わっていけるなって思っています。

プロフィール

教室名:私の1番おいしいレシピ作り
講師名:田中 里佳
HP:http://myrecipe.sakura.ne.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/myrecipe_rika/?hl=ja
Facebook:https://www.facebook.com/rika.tanaka0503
ブログ:https://profile.ameba.jp/ameba/shokuzai-art